予防から対処法まで高血圧を下げる方法を完全収録

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牛乳・乳製品はカルシウム吸収率が約50％と高く、1回にとる量も多いのでカルシウムを最も効果的に摂取出来る食材です。

カルシウムを取ると、「カルシウムパラドックス」と呼ばれる、カルシウム不足による骨からのカルシウムの溶出による血管の収縮、それに伴う血圧の上昇を抑えることが可能になります。

牛乳が苦手な人は消化のよいヨーグルトを習慣的に食べると良いでしょう。
最近はニュージーランド生まれの手作りヨーグルトも流行っており、経済的にもオトクです。

また、乳製品のタンパク質の80％を占めるカゼインは、血圧を上昇させる酵素の働きを抑制し血圧の調整に働く機能があります。

このカゼインはカルシウムを効率よく吸収する働きもあります。カゼインは不足すると高血圧から脳卒中へ移行する割合が高くなることも判明されており、注意が必要です。

さらに、カルシウムは吸収率を高めるビタミンDと組み合わせて食べるとさらに良いでしょう。
ビタミンDを多く含む魚介類やきのこ類なども意識して同時に取り込むようにしましょう。

他にも、ヨーグルトの乳酸菌は悪玉コレステロールの排出を促し、動脈硬化の予防に役立ちます。

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