予防から対処法まで高血圧を下げる方法を完全収録

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心臓は、1日約10万回もの収縮と拡張を繰り返して、心臓から大動脈、さらには小動脈、細動脈、毛細血管へと分岐し全身に血液が運ばれます。

血圧は心臓が全身の血管に血液を送り出している圧力なのです。

その圧力を直接心臓で測定することはできませんが、心臓と同じ高さで外側から腕の血管に空気で圧力をかけることで血管の中を流れる血液の圧力を測定することができます。

心臓が全身に血液を送り出し収縮しているときの血圧を収縮期血圧（最大血圧）、心臓が元に戻り拡張しているときの血圧を拡張期血圧（最少血圧）といいます。

血液が内側から血管壁に及ぼすこの圧力が十分にないと、全身に血液を送り出して循環させることが出来ません。しかし、強すぎると、血管自体を傷つけてしまいます。

高血圧とは、血液が血管壁に及ぼす血圧が、基準値よりも高くなった状態です。

そしてその基準は収縮期140�oHG以上、または拡張期90�oHG以上、慢性的に血管に高い圧力がかかっている状態を示しています。

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