予防から対処法まで高血圧を下げる方法を完全収録

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高血圧の改善・予防にとって野菜・果物は宝です。
このページは野菜・果物のそれぞれの特徴を紹介いたします。参考にしてみてください。

緑黄色野菜

野菜の色素や香り、アクの成分などには抗酸化作用があり、動脈硬化予防に良いとされています。
また、ビタミンCには、皮膚や血管の老化を防ぐ働きがあり、高血圧の予防や改善に有効です。この時、緑黄色野菜に多く含まれるビタミンCは水溶性ビタミンなので水に溶けやすく、熱に弱いという特徴を持っています。水に放し過ぎたり、長期間加熱しないように注意しましょう。

高血圧を改善するカルシウムの多い緑野菜に小松菜・水菜・モロヘイヤ、抗酸化力のある赤い色素を含む赤野菜にトマト・赤パプリカ・赤とうがらし、抗酸化力のあるベータカロチンを含む黄野菜ににんじん・かぼちゃなどが代表的です。

様々な色や香りの野菜をバランスよく食べることで、それぞれが持つ機能性成分を効率よく取ることが可能になります。

淡色野菜

淡色野菜はビタミンC、ミネラル、食物繊維が豊富な食材として知られています。
カリウムは余分なナトリウムを排泄する作用があり高血圧予防に有効です。
マグネシウムは血管を広げて血圧を下げる働きがあり、食物繊維は便秘を予防して血圧を安定させる働きがあります。

食べる際、乾物野菜は保存がきくのでおすすめです。切り干し大根やかんぴょうには血圧を安定させる食物繊維が豊富に含んでいます。
また、漬物は塩分を多く含むので控えるようにしましょう。

血圧低下に役立つカリウム豊富で低エネルギーの野菜として、きゅうり・なす・ズッキーニ、高血圧を防ぐビタミンPを含む野菜として、玉ねぎ・セロリ・レタス、血圧を安定させる食物繊維が豊富な野菜として、れんこん・ごぼう・大根が代表的な野菜です。

果物

果物は野菜と同じくビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。そのまま食べられるので調理による栄養素の損失がないことも利点の一つです。また、ドライフルーツは高血圧予防に役立つミネラルや食物繊維を豊富に含んでいるので有効です。

一方果物は糖分がネックになります。特に肥満気味の人は食べるならかんきつ類やいちごなど、ビタミンやミネラルが豊富で糖分の少ない種類を中心に選んでいきましょう。

血管をしなやかにするビタミンCを含むかんきつ類、高血圧を予防するカリウムやマグネシウムに富んだりんご・いちご、血圧や安定させるカリウムや食物繊維が豊富なドライフルーツに分けられます。

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